下の前歯のインプラント治療

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前歯のインプラントは見た目も自然でないといけません。

上の前歯と同様、下の前歯も見た目に関わるエリアの為、より専門的な技術が必要なインプラント治療になります。

下の前歯の差し歯が折れていました

この患者さんは、下の前歯にある差し歯で物を咬むと痛みがある状態でした。

必要な検査と診査を行い、患者さんの同意を得て差し歯を外したところ、歯の根が割れていました。

この歯の中には痛みを感じ取れる神経はありませんが、咬むと差し歯の芯を介して割れ目に力がかかり、破片が周りの靭帯や歯肉などの組織を刺激する事で痛みが生じていました。

残念ながら、骨の中深くまで歯が割れていた為、抜歯せざるを得ませんでした。

患者さんはインプラント治療を選択しました

抜歯後の処置として、この患者さんには

*両サイドの歯を削るブリッジ

*取り外しが必要な入れ歯

*外科処置が必要なインプラント

の選択肢がありましたが、それぞれのメリットとデメリットをお話ししたところ、インプラント治療を選択されました。

インプラント治療には、体の治癒力を利用する為に治療期間がある程度かかる事や、多少の腫れなど外科治療特有のリスクはありますが、両サイドの歯に余計な負担をかけない事、歯を全く削らずに済む事、清掃がしやすく元の歯と同様に咬める事など、残った自分の歯を長く健康に保つ為に重要なメリットがあります。

また、下の前歯は元々細く、歯のスペースが狭い為、インプラントを入れる位置は限られ、正確に埋入する技術が必須となります。

写真の様にピンポイントに埋入し、GBR:骨造成を含め、丁寧にインプラント治療を行いました。

自然に仕上げることができました

写真の様に、下の前歯を自然に仕上げる事ができました。インプラント治療着手より4ヶ月程度の期間が必要でしたが、患者さんには大変満足していただけました。

 

 

私は、歯科医師になって以来、歯を保存する技術が一番大切であると考えております。ですが、抜歯が必要となる歯は存在します。

抜歯した歯の代わりを補う治療の中で、インプラント治療は歯が存在していた時と同様に生活を楽しむ為に、また、今ある歯の負担を増やさない為に無くてはならない治療です。

同時に、使いこなす為には特に専門的な技術と知識が必要な治療であると考えております。

当院では自費治療だけではなく、保険治療も含め、様々な治療を行っておりますが、その中でも上記の理由から、インプラント治療に関しては特に高度な専門性を持って取り組んでおります。

ぜひ当院にいらしてください。お待ちしております。

院長 南部 洋郎(なんぶ ひろお) 

大阪大学 歯学部卒

(公社)日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント専門医

所属歯科医師数が日本で最大の歯科医学会の正式な専門資格です。インプラントを扱う歯科医師は多いですが、この資格を持つ歯科医師は全国の歯科医師総数の2%未満です。知識や技術はもちろん、数々の条件、試験の中で、他の専門医から見て、他の歯科治療全般を含め、妥当なインプラント治療ができているかどうかを実際の治療例で試されます。

詳しくはこちら→https://min-implant.jp/doctor/#pref25

南部(なんぶ)歯科医院

地下鉄烏丸線「北山」駅下車東へ徒歩5分。

無料駐車場5台完備。

075-202-4028

ご予約→http://www.nambu-dental-clinic.jp/contact/

この症例の患者さんの下の前歯のインプラント治療は、総額税抜き520,000円の費用がかかりました。

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